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今後、不動産相場はどうなるの??

2023.04.10
めちゃくちゃ役立つ売買ぶっちゃけ裏話コラム

コレ、よくご質問を頂きます(笑)

正直、これは誰にも分かりませんが
今の傾向は掴めますね。

事実としては3年前よりはずいぶんと価格は上がりましたし
10年前と比べると場所によっては2倍以上になっております。

なぜ??

当然、疑問が湧きますよね?

給料だって上がってないし
「なんでやねん!」

大多数の方がこう思うのはある意味当然でしょう。

しかし、現実には間違いなくこの10年で上がっていますし
特にこの3年は爆上がりと言っても過言ではありません。

ワタクシ、ただの不動産屋の社長ってだけで
経済の専門家ではありませんから正解かどうかはわかりませんが
原因はおぼろげながらこう思っております。

まず、ここ3年ほどの原因は
【世界中で「お金」と「モノ」の需給バランスが崩れた】

コロナ騒ぎにより、世界中で緊急財政出動をしましたよね?
日本でも一般の方々へは定額給付金、企業へはコロナ対策融資や
持続化給付金、雇用助成金など、大量のお金が財政出動されました。

ってことは、【世の中に元々有ったお金以外】に大量のお金が
世界中でばら撒かれたことになりますよね?
「モノ」の数量は増えていないどころかコロナ禍で減ってるのに
「お金」の数量は確実に増えています。
そうなると当然、「モノ」の価格が上がるわけです。

一番分かりやすい例がコロナ禍真っ只中の時にマスクですね。
世界中で急激にマスクを欲しい人が溢れ返ったのに
マスクの増産はすぐには出来ない。
需給バランスが完全に崩れて「モノ」であるマスクの価格が
暴騰したわけです。。

「モノ」の数量が限られているものほど
たくさんお金を出さないと買えなくなるので、
その対象として株や不動産、高級車などが
コロナ禍で暴騰するのは自然の流れなんですね。。。

そして昨年からはロシアの影響で世界中のエネルギーが不足し、
各国が我先にと石油や天然ガスを高値を出してでも確保したいので
電気代やガス代が暴騰しているのはお分かり頂けると思います。
コロナ禍のマスクと全く同じ状態です。

日本はまださざ波程度のインフレですけど欧米などでは
めちゃくちゃインフレが進んでいて、不動産はもちろん
ありとあらゆるモノが暴騰しています。

欧米諸国はインフレを抑え込むために1年前から
政策金利をどんどん上げています。
日本はほぼ0%ですけどアメリカは今、5%弱くらいかな??
政策金利を上げると企業はそんな高い金利のお金を借りてまで
「モノ」を仕入れたり設備投資をやりにくくなるので
経済活動が鈍くなりインフレを止める効果があります。

簡単に言うと住宅ローンはこの政策金利に
銀行の利益を乗せて貸し出すので
日本の固定金利は1%後半~2%中盤あたりだけど
アメリカの住宅ローンなんておそらく6%以上でしょうね。

要は世界中で金利が上がっているのに
日本だけがまだ蚊帳の外!

世界中を見回すと日本だけが
異常とも言える低金利のままなので、
世界の流れに気づいた金融リテラシーに強い方々が続々と
「今のうちに不動産を買うぜ!」
って流れに傾いているし

既に不動産を持っている方々は
「将来、もっと上がるんじゃね??」
ってことで売り物件が少ない状態が続いているんです。

約10年前からジワジワと不動産価格が上がり始めて
コロナショック後に加速がついて上がっています。

「モノ」と「お金」の需給バランスで価格が決まるので
不動産屋が販売価格を吊り上げているわけじゃないんですよ(笑)

だって、入口になる仕入れ価格がめちゃくちゃ上がってますから。。。

このところ不動産価格が上がり続けているのは
コロナ禍のマスクと同じ原理なんですよね。。

あと、大きいのが日本の低金利!

実は日本の都心部は不動産の価格がうなぎ登りですけど
他の先進国と比較するとまだまだ全然可愛いモンらしいです。
しかも欧米あたりは値上がりが酷すぎて金利を上げていますが
日本の金利はほぼ低金利に張り付いたままです。
(ほんの少しずつは上がっています)

やはり一定数の方々は日本も世界の流れに追随するだろうと
予測しているので「今のうちに家を買うぜ!」
となるのは当然の行動原理になるわけですね。


そもそも、今ならまだ同じグレードの家を
「買う」のと「借りて家賃を払う」のでは
月々住宅ローンの支払いの方が安いってケースが
まだまだ多いわけですから。

さらに住宅ローンを組めば自動的に
「団体生命保険」がセットされますからね!
(このお話は次回に書きます)

日本は30年もの長きにわたり
デフレが当たり前の世界が続きました。

私もこの感覚が当たり前でしたので
不動産価格がみるみるうちに上がっているのは
頭では分かっていても感覚的に馴染みません。

しかし、この10年ほどは上がったり下がったりを
小刻みに波打ちながらも大きな流れでみると
不動産価格と住宅ローンの固定金利が
ジワジワと上がっておりますから
頭を切り替えざるを得ないです。。

世界中の流れを見ていると
将来の不動産価格はともかく
金利の上下や上げ幅下げ幅を考えると
上がるリスクの方が高いと感じる方が
多いのは納得できます。

そう思う方々は今の低金利のうちに
家を買おうと決断することは
大いに納得できますよね~




あ、この話は個人の感想ですから
くれぐれもご自身で判断して下さいね!

もちろん反対意見の方もたくさんいらっしゃるでしょうし
実は不動産屋のポジショントークかもしれませんし(笑)



おわり


























状態で



























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