こんにちは！
今回は「最近の不動産相場」について書こうと思います。

この２～３年で中古物件の価格が上昇しましたね～

この３年ほどは中古物件もびっくりするほどの高騰が続き
さすがに今年は一服感が出ていますが
長い目でみると世界的にインフレは止まらないと思いますし
特に不動産価格の上昇原因は主に３つと思っております。


①世間的にも物価のインフレが既定路線って感じが定着しつつあり
　わざわざ今、持ち家を売りたい方や経済的な理由で売らざるを得ない方が
　かなり減って来たことが一つの原因と考えられます。
　そりゃ、将来上がる可能性が出ていたのにわざわざ不動産を売ろうとする
　動きが減るのは当たりまえですよね？
（デフレ時は持ってると下がるので売る方が多かったんですよ～）

　ただし、高値売出しでワンチャン狙いの物件は増えたので、
　明らかに高い物件もかなり多く混じっていましたが。。。


②土地相場の上昇と共に新築住宅の建築費が上がり続けています。。。
　材料費もそうですが職人さんの人件費高騰が全く止まりませんからね。。。
　新築の建築費が高騰している以上、販売価格が落ちる傾向は見えず、
　高止まり、もしくは人気エリアならまだ上昇する流れが継続中です。
　ってことで新築価格に引っ張り上げられるように中古物件価格にも
　波及している感じですね。

③先進国の中で唯一日本は最低金利が続いています。
　アメリカの住宅ローン金利は今や７％！！
　さすがに日本でも将来的に金利が下がるよりは上がる可能性が高いと
　思った方々が今のうちに家を買おうとする動きが続いています。



モノの価格は売り側の供給と買う側の需要のバランスで決まります。
需給バランスってやつですね～

ここ最近の需給バランス的には過去と比べて売主側が少なく
買主側が多いので当然、価格は上がり傾向になりますね。。。

もちろん経済の波がありますから、最近は不動産価格の上昇が
落ち着いて高止まりしている感じがあります。
実際、５～９月はかなり売れ行きが止まりました。

しかし９月後半からいきなりお問合せが増えて１０月は成約が相次ぎ、
良い物件からどんどん売れてきております。

まぁ、この動きは例年通りで１０～３月中旬までは
今まで販売していた物件がどんどん成約するのが通常となります。
特に１月中旬から２月下旬までは例年びっくりするくらいのペースで
販売物件の成約が続きます。

おそらく、この１０月の動きを見ると例年通りと感じますので
今、売り出されている物件の中で良さげに見える物件は
どんどん成約が進むと感じますね。

ただし、明らかに相場より高いワンチャン狙いの物件は
当然売れ残りますからそんな物件は３月中旬以降なら
値引き交渉が効くかもしれませんね～

裏を返すと今から３月中旬頃までは繁忙期に入り、
良い物件はどんどん成約が進むので大幅な値段交渉に
応じる売主は少ないってことになります。

実際、弊社のお客様で気に入った物件が見つかり
価格交渉をやってる最中に販売価格のまま（満額）で
買う他の方が現れてウチのお客様が買えなかったですから。。(´;ω;｀)


もちろん買いたい方は出来るだけ安く買いたいのは
当たり前ですので弊社が売主の物件については出来る限り
検討しますし、弊社が仲介として売主への値引き交渉は
全力で行いますのでお気軽にお申し付け下さいね！